メディア芸術の基礎 2015 - 東京工科大学
第13回: 音響と映像の融合 – Minimを使用してProcessingで音を可視化する
この講義では、前半にProcessingを使用したインタラクティブなアニメーションの基本、後半はSonic Piを使用したサウンドプログラミングを行ってきました。今回はいよいよこの両者を融合して、音と映像を同時に用いた表現に挑戦していきたいと思います。
まず始めにProcessingを用いて音を視覚化する方法を検討します。単純に感覚的手法で視覚化するのではなく、音を周波数成分に分解しその変化を視覚的に表現します。ここでは、FFT(高速フーリエ変換)という手法を用います。
次に、この視覚化の手法を用いて、Sonic Piで作成してレコーディングした音をProcessingで読み込み、視覚化する方法について解説します。サウンドの解析には、Processingのライブラリである、Minimを使用します。
スライド資料
サンプルプログラム
本日使用したプログラムのサンプルは、以下からダウンロードしてください。