芸大 – メディアアート・プログラミング I 2020
第2回: かたちとコード / 基本図形と色彩による画面構成
この講義では、p5.jsを使用してコードによるデザインを行います。その最初の一歩として、コードによって「かたち」を描くにはどうすれば良いのか考えていきます。
まず始めに、1950年代〜70年代の、コンピューター黎明期から発展期におけるコード(プログラム)による様々な視覚表現について紹介します。過去の作家がどのようなアイデアで、何を表現しようとしてきたのか、その歴史を辿ります。
後半は、そうした歴史を踏まえた上で、 p5.js 実際に図形を描いていきます。まずp5.js の操作基本を解説し、簡単な図形を描きながらp5.jsでのプログラミングの基本を学びます。
スライド資料
本日の課題
テーマ: 「p5.js基本図形と色による画面構成」
ここまで解説したp5.jsの機能を活用して画面構成をしてみましょう
- キャンバスのサイズは 800 x 600 pixelで
createCanvas(800, 600);
- 点、線、矩形、楕円、円といった基本図形
- 背景色、塗りの色、線の色
- 完成したら何かタイトルをつける
- 座標、色、数値による図形の描画に慣れるのが目的です
- 完成した作品はOpenProcessingに投稿してURLを提出
- 最後の30分で簡単に作品発表をします!
課題の提出は以下のオンラインフォームから。課題の提出をもって出席とします。