データ構造とアルゴリズム 2020
- 担当教員 : 田所淳
- 2020年前期、木曜6限
- 標準対象年次 : 2年次
- 選択/必修 : 選択
- 単位 : 2単位
講義の概要
アルゴリズムとは、問題を解くための手順を定式化した形で表現したものである。本講義では、様々な場面で利用される基本的なアルゴリズムを学び、基礎的なプログラムの設計思想を身につけることを目標とする。p5.jsというJavaScriptのライブラリーを用いて、データ構造とアルゴリズムを視覚的、直感的に学んでいく。
講義資料
- 第1回: オリエンテーション、アルゴリズムとは何か
- 第2回: p5.js はじめの一歩
- 第3回: 変数と定数、オブジェクト
- 第4回: 反復による表現
- 第5回: 乱数による色彩と形態の表現
- 第6回: 条件分岐とアニメーション
- 第7回: 関数によるモジュール化とバリエーション
- 第8回: p5.js オブジェクト指向プログラミング
- 第9回: p5.js Libraryを使う- p5.soundでサウンドプログラミング
- 第10回: 最終課題へ向けて! – Patatapを作る!
- 第11回: 最終課題制作実習
テキスト・参考文献
- 田所 淳 (著) 、Processing クリエイティブ・コーディング入門 – コードが生み出す創造表現、 技術評論社 、2018、240p
- ベン・フライ(著)、ケイシー・リース(著)、中西泰人(監修)、安藤幸央(翻訳)、澤村正樹(翻訳)、 杉本達應(翻訳)、Processing:ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門、ビー・エヌ・エヌ新社、2015、688p
- 田所 淳(著)、齋藤あきこ(著、編集)、Beyond Interaction – クリエイティブ・コーディングのためのopenFrameworks実践ガイド、改訂第2版、ビー・エヌ・エヌ新社、2013、282p
- Casey Reas(著)、Ben Fry(著)、船田 巧(翻訳)、Processingをはじめよう 第2版 (Make: PROJECTS)、オライリージャパン、2011、252p、(Make: PROJECTS)、2016、284p
- Casey Reas(著)、久保田 晃弘 (監修)、吉村 マサテル(翻訳)、FORM+CODE -デザイン/アート/建築における、かたちとコード、ビー・エヌ・エヌ新社、2011、184p
- ダニエル・シフマン (著), Daniel Shiffman (著), 尼岡 利崇 (監修), 鈴木 由美 (編集), 株式会社Bスプラウト (翻訳)、Nature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション、ボーンデジタル、2014、440p
- マット・ピアソン (著),沖 啓介(翻訳),久保田 晃弘(監訳)、ジェネラティブ・アート-Processingによる実践ガイド、ビー・エヌ・エヌ新社、2014、245p
- Hartmut Bohnacker (著), Benedikt Gross (著), Julia Laub (著), 国分 宏樹 (監修), 深津 貴之 (監修), Claudius Lazzeroni (編集), 久保田 晃弘 (その他), Generative Design ―Processingで切り拓く、デザインの新たな地平, ビー・エヌ・エヌ新社、2016、488p