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第11回: ProcessingによるAndroidプログラミング入門

今回は、モバイルアプリ開発の番外編として、今までとりあげてきたopenFrameworks + iOSとはまた別のくみあわせでの開発環境を紹介します。Processingは、新しいバージョン2.0になってから、Androidアプリとしても書き出せるようになりました。この環境を使用すると、とても簡単にProcessingからAndroidアプリを作成することが可能です。iOSのように面倒な登録も必要ありません。

今回はこのProcessingとAndroidの組合せでアプリケーションの制作の基礎を解説します。

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第11回: openFrameworks reacTIVision + ofxTuioで、タンジブルなインタフェイスをつくる

今回も、前回に引き続き、OpenSoundControlを使用してアプリケーション間の通信を行います。今回は、Open Sound Controlをさらに応用した、reacTivisionというタンジブルなユーザインタフェイスを制作するためのフレームワークを紹介します。reacTIVisionとofxTuioを組合せてることで、reacTIVisionの強力なタンジブルなマーカーの読み取りシステムを、openFrameworksで活用することが可能となります。

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第11回:ソーシャルメディアで情報を共有する

Webページを作成してWebサーバにアップロードしても、外部からのアクセスが無ければ、せっかく公開した情報も誰の目にも触れることはありません。公開したページは、より多くの人に見てもらえるように様々な工夫が必要です。

これまでページを多くの人に見てもらうため一般的だった手法は、GooleやYahooなどに代表されるような検索エンジンで上位にランクされるように最適化する、SEO (サーチエンジン最適化) というテクニックでした。しかし、最近になってより注目されているのは、いかにして現実社会との繋りをWeb上で活用するかという視点です。現実の人間の繋り (= ソーシャルグラフ) を活用するという方法が今後ますます重要となります。今回はこうしたソーシャルなメディアと連携する方法について解説していきます。


Beyond Interaction PDF版をCreative Commonsライセンスで配布開始!

Beyond Interaction

『Beyond Interaction ―メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門』のPDF版が、Creative Commonsライセンス(CC-BY-NC-SA)でダウンロードできるようになりました。また、PDF版の公開にあわせて、書籍内のサンプルコードを全てopenFrameworks v0073で動くように更新しました。現在openFramworksのバージョンアップに対応した改訂版を準備しています。順調にいけば今年の春頃には出る予定です。こちらもご期待ください。

無料での公開というあまり前例のない英断をしてくださった、BNN新社の村田さん、本当にありがとうございます。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 – 非営利 – 継承 2.1 日本 ライセンスの下に提供されています。

PDF版の発行にあたり、簡単な「まえがき」を作成しましたので、転載します。

PDF版へのまえがき

『Beyon Interaction – メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門』が発刊されたのが、2010年。当時v0062だったopenFrameworksは、2012年12月現在v0073となり、様々な機能が追加、拡充されています。この2年間で日本でのopenFrameworksをとりまく状況も大きく変化し、以前はほとんど知られていなかったこの開発環境も徐々に認知度を増してきています。メディア・アートの作品はもちろん、映像作品や広告分野でもopenFrameworksを活用したプロジェクトをたびたび見掛けるようになりました。

筆者自信もこの書籍の出版が縁となり、何度かのopenFramworksのワークショップの講師を勤めさせていただく機会に恵まれ、そこで多くのopenFrameworksのユーザーと触れ合うことが出来、日本でのコミュニティーの拡がりをひしひしと感じています。

openFrameworksは現在も貪欲に様々な機能を取り込んで、「万能ナイフ」のような強力な開発フレームワークとして発展を続けています。しかし、機能が拡充していってもopenFrameworksの簡便性や開発の利便性は以前と変わることはありません。

今からopenFrameworksの世界に飛び込んでも、すぐに最先端の技術や表現に到達することが可能です。既にopenFrameworksを始めているかたも、まだこれからの方も、ぜひ一緒にこのムーブメントに加わりさらに発展させていきましょう!


第10回: アプリ制作相談、Palm Top Theaterの紹介

今回は、先週課題としてお願いしていたiPhoneアプリの制作に向けて、それぞれの制作プランを簡単に発表してください。それぞれ、どのようにしたらアプリとして完成することができるか一緒に考えていきます。後半は作品制作のヒントとして、手の平の上で3D動画やインタラクティブなアプリケーションが楽しめるPalm Top Theaterを紹介します。


第10回: openFrameworks OpenSoundControlによるアプリ間の通信 – ofxOsc

今回は、ネットワークを活用したサンプルを紹介します。Open Sound Control(OSC)というプロトコルを使用して、openFrameworksのアプリケーション同士をネットワークを介して通信する方法について解説します。これにより、ネットワークを介して複数のユーザが1つのアプリケーションを操作することが可能となります。またopenFrameworksのアプリケーションを他のアプリケーション、例えば、Max/MSPやPd、SuperCollider、さらにはTouchOSCといったiPhoneアプリなどからコントロールすることが出来るようになります。

サンプルファイル

授業内で紹介した全てのサンプルプログラムは下記からダウンロードしてください。


第10回: ナビゲーションの構造とサイトの設計

今回は最終課題のWebサイト制作に向けて、サイト構成の設計について考えます。まず、ナビゲーションの構造についてクレメント・モック氏の提唱する7つの構造モデルをもとに考えます。その上で、制作するWebサイトの構造を各自で設計しサイトマップを作成していきます。


第11回: openFrameworks – アプリ間の通信とタンジブルなインターフェイス openSoundControl, reacTIVision, ofxTuio

今回は、作品制作の参考となりそうなトピックスとして、ネットワークを活用したサンプルを紹介します。まず始めに、Open Sound Control(OSC)というプロトコルを使用して、openFrameworksのアプリケーション同士をネットワークを介して通信する方法について解説します。これにより、ネットワークを介して複数のユーザが1つのアプリケーションを操作することが可能となります。またopenFrameworksのアプリケーションを他のアプリケーション、例えば、Max/MSPやPd、SuperCollider、さらにはTouchOSCといったiPhoneアプリなどからコントロールすることが出来るようになります。

後半はこのOpen Sound Controlをさらに応用した、reacTivisionというタンジブルなユーザインタフェイスを制作するためのフレームワークを紹介します。reacTIVisionとofxTuioを組合せてることで、reacTIVisionの強力なタンジブルなマーカーの読み取りシステムを、openFrameworksで活用することが可能となります。

サンプルファイル

授業内で紹介した全てのサンプルプログラムは下記からダウンロードしてください。


第9回: openFrameworks v.007 OpenGL関連の新機能

今回はopenFrameworks v.007で使用可能となった、様々な新機能についてとりあげます。v.007から使用できるようなった機能は数々あるのですが、今回はその中でも3DやOpenGL関連を中心に様々な新機能について紹介します。

サンプルファイル

授業内で紹介した全てのサンプルプログラムは下記からダウンロードしてください。