yoppa org – 2008

iPhoneアプリ作ってみたよ

iPhoneのSDKには、ほぼ完成した状態のプロジェクトのテンプレートがいろいろ揃っていて、それを使うとけっこうすぐにこのくらいのアプリは開発できそう。ここから先に本当に便利なアプリを作るには、まだまだ先は長そうだけど。

それにしても、iPhoneの撮影はカメラが映り込むので、難しいな…

みんな「むしゃくしゃ」してる

八王子の通り魔についてこんな記事があった。「人間関係、むしゃくしゃ」　八王子の無差別殺傷容疑者 (asahi.com)

これまで日常生活で「むしゃくしゃして」という言葉を使う人には一度もあったことがない。まあ使う人がいないとは言わないが、結構特殊な言葉なんじゃないかと思う。話し言葉としても使わなければ、書き言葉としてもほとんど見かけない。唯一、頻繁に目にする、こうしたマスコミ発表される加害者の動機以外は。

なんだか、最近読んだ、この匿名ダイアリーを思いだした。
秋葉銃刀法のウソ

きっと、「むしゃくしゃして」になる過程も同じような状況なのだろう。

警察「なんで通り魔なんてやった」
犯人「…なんというか社会における自分自身の存在が希薄となり…」
警察「うーん、それじゃわかんないや。要はむしゃくしゃしてやったんだろ?」
犯人「…いや、なんというか…心の葛藤が…」
警察「だから、むしゃくしゃしたんだろ！」
犯人「……それでいいっす」

みたいな。

警察が納得する調書を作成するというループ作業のなかで、全てが彼らに分別可能な動機に変換されてしまう。こうして、事件の動機は「むしゃくしゃしてやった」といういつもの理由として片づけられて、もしかしたら動機から得られたかもしれない今後の犯罪防止策も講じられないまま風化していく。

そして、最後に古館が眉間にしわをよせてこう言う。

「まさに現代社会の縮図と言えるのではないでしょうか。警察はキチっと対応して欲しいですね。」

「むしゃくしゃ」と双璧をなすマスコミ発表語「キチっと」については、こちらを参照 → ハリボテのような言葉に囲まれて – 深町秋生の新人日記

ちなみに、Googleで「むしゃくしゃして」で検索したら、全く同じ内容のことを書いているブログがあった。H-Yamaguchi.net: なぜ皆が皆「むしゃくしゃ」するのか

Wired VisionにSSAWの記事が

このサイトのアクセス解析 (google analytics) を見てたら、wiredvision.jpからの参照が急激に増えてる。何だろうと思ってリンク元を見てみると、なんとSSAWの記事がWired Visionのブログに取り上げられているではないですか!

人や物がねじれる映像エフェクト：実験映画『4次元』からFlashプログラミングまで – WIRED VISION

これはうれしい。自分が普段からよく読んでいるサイトからリンクされるというのは、なかなか不思議な感覚だ。

このFlashでビデオの扱いを取り上げた回は、AS2で書かれてるにもかかわらず、いまだに人気あるようで、ぼちぼちとアクセスがある。はてブも結構されている。やっぱりActionScriptを扱うとアクセスが増えるみたいだ。次に人気はProcessing関係。SuperColliderや、OpenSoundControlに関する記事はほとんど反響なし、といった感じ。

はじめてのiPhoneアプリ

できたー。

作成したアプリをiPhoneの実機確認できるようにするまでの環境設定に、結構てこずってしまった。きちんとドキュメント読まないと…。ちなみに設定はこちらのUser Guide (PDF) を参照しました。

土曜日は、東京ビッグサイトでやっていたブックフェアを見学。ボイジャーのブースで、「マックエバンジェリスト」であられる大谷さんの講演があり、興味深く拝聴する。テーマはもちろんiPhoneについて。iPhoneは表向きは高機能の携帯電話として販売しているが、その実態は常時接続したインターネット端末であるという意見に激しく同意。実際に外出してみると、どこにいてもネットでちょっとした調べものができたり、暇潰しにネットサーフィンできるのはなかなか楽しい。メールもPCとほぼ同等のアプリでチェックできるので、とても便利。携帯電話としての側面は、それらを補完するひとつの機能でしかないという印象を受ける。

「iPhoneを持っている」ということが自慢になるのも、せいぜいあと1〜2週間のくらいだろうから、いまのうちに自慢しとかないと!

最近は少し時間の余裕ができたので、iPhoneアプリ開発を勉強してみようかな…