昨日の夕方は、ちょっと仕事の合間にパプニング展を見にいってきた。会場は、家から歩いて5分くらいのところにある、世田谷ものづくり学校内にあるIID Gallery。
それぞれの作品がどれも独特な方向性をもっていて、おもしろかった。「ものづくり学校」のスローでロハスでピースフルな空間を侵食するウイルスみたいな感じ。小学校の校舎だった建物の廊下のつきあたり、「スローカフェ」の隣に、「パプニング」の蛍光灯のサインが煌々と灯っていたりして。
それにしても「世田谷ものづくり学校」全体に漂う、なんとなくほんわかしたムードは何なのだろう。もと小学校の校舎を使った空間がそう錯覚させるのだろうか。
あのギャラリーの空間で、ちょっとしたライブイベントとかやっても面白いかも。
ちなみに、中にある「スローカフェ」は雰囲気だけでなく、コーヒーが出てくるのもスローでした。でも、あの空間ではイライラしちゃいけないんだと思った。ピース。
このyoppa.orgは、さくらのレンタルサーバ・スタンダードを利用しているのだが、長年の蓄積でだいぶファイル容量が増えてきた。特に多摩美と千葉商科大の授業のスライド資料のPDFファイルとサンプルファイルがけっこうの容量を食っている。とはいえ、毎週着実に授業の資料は増えていくので、そろそろ何とかしないといけない。かといって、いまのyoppa.orgの他にさらにレンタルサーバを契約するのもちょっと躊躇する。
というわけで、ファイルサイズの大きなデータは極力外部のサービスを利用できないかと、いろいろ試行錯誤中。まずは、多摩美のSSAW08のスライド資料をSlideShareに置くようにしてみた。若干重いのが気になるが、なかなか便利なサービスだ。自分のスライドを閲覧した人の数がわかるのも面白い。こうしてみると、人気のあるスライドとそうでないスライドの差がけっこう激しい。今後の授業内容の方針の参考になりそう。
授業のサンプルファイルをどこに置くかはちょっと迷ったのだが、今利用しているサービスの中でいちばんファイル容量に余裕のあるiDiskに置いておくことにした。iDiskのPublicフォルダ、SafariやIEだと閲覧できるのだがFirefoxだとなぜか見えない。iDiskだけでなく.macのサービス全般、MobileMeに移行したら、もっと便利になるのだろうか。そうであって欲しい。
そして、エントリー内の図や画像に関しては、Picasaにどんどんアップするようにしてみた。サムネイルは指定サイズに縮小して貼りつけて、クリックすると拡大できるので、なかなか便利。
様々なサービスをつまみ食いした、かなりハイブリッドな環境なのだが。慣れてみるとなかなか便利。これだけのサービスが僅かな費用で利用できるのは本当にありがたい。
昨晩、夕飯を食べながら何気なくTVを見ていたら、TV東京で「自給自足家族スペシャル」的な内容の番組をやっていて、期待せずに見ていたら意外と面白かった。
その中でも、伊豆の山奥で電気も水道もなしに自給自足の生活をしている家族がなかなか強烈だった。家主のおっさんは、仕事を転々とした後にインドを放浪し、そのまま伊豆で自給自足の生活に突入。そのまま18年間自給自足の生活をしているらしい。しかしなぜか若い奥さんがいて、しかも子沢山。子供は家で産婆さんなしに自然分娩したそうだ。煮炊きは七輪の火で行い、シャワーは沢の水。夜は暗くなったら寝る。全てが徹底している。
しかし、番組で数年後に家族を尋ねたところ、今はちゃっかり新潟の奥さんの実家を無料で譲り受け、そこそこ優雅な生活をしているのが面白かった。こだわりがあるんだか無いんだか、よくわからない。
写真は家のベランダで育成中のルッコラの苗。まだまだ、自給自足への道程は遠い。
MacがOS9以前の頃は、システムフォルダに機能拡張フォルダがあって、その中にいろいろな機能拡張のプラグインを入れることでOS機能を拡張しながら使うのが普通だったように思う。フォントをきれいに表示するにはATM(Adobe Type Manager)を入れなきゃいけないとかいろいろなノウハウがあって、快適にMacを使うためにみんな独自に試行錯誤しながら環境を構築してた。
でも、OSX以降はあんまりOS自身をいじる必要がなくなり、たいていの人はデフォルトのシステム環境のままで使用してるんじゃないだろうか。それはそれで、ちょっと寂しい。
OSXでそういった「俺の環境」をアピールできる場所はメニューバーなんじゃないかとちょっと思った。ちょっとした便利ツールを並べて、軽い自己満足感を味わっている人も多いんじゃないだろうか。さりげない自己主張。
というわけで現在のメニューバーを晒してみる。
まだまだ甘いかな。
昨日の日記の駅つながりなのだが、いつのまにか渋谷駅が凄いことになってる。エッシャーのだまし絵みたい。
渋谷駅に限らず、都心のターミナル駅の構造はものすごい複雑になってる。普段から利用していると、いつの間にか慣れてしまうのだけれど。就職して西新宿で一人暮らしを始めた頃、新宿駅の西口から改札を通らずに東口に抜けようとして、駅構内の構造が全然わからずに30分近く迷った記憶がある。途中から方角もわからなくなって、本当に迷路に迷いこんだ気分だった。東京駅の構造なんかも、いまだに良くわからない。
「鉄ちゃん」の中には、駅萌えというジャンルもあるのだろうか。もしあるとすると、一番の人気駅はどこなんだろう。
なんだかずっと日記更新していないうちに、これまで日記に何を書いていたのかも忘れてしまった…。
最近は月曜千葉商科大、火曜は多摩美、水〜金にその他フリーランス業務、そして土日のどちらかで翌週の授業準備というサイクルで仕事をしているのだが、気がつくと、あっという間に時間が過ぎていく。いつのまにかもう6月半ば。驚きだ。
先週末、芸大の美術館でやっているバウハウス展を見にいこうとして夕方出掛けた。わくわく期待しながら、いざ会場に着いてみると、入口には「本日は終了しました」の看板が掲げられていた。出掛けるのが遅すぎた…。
その後、鴬谷まで歩いた。鴬谷の駅周辺を初めて訪れたのだが、山手線の駅とは思えないような独特な場末感に驚く。ただ、どことなく実家のある松戸駅前と近い匂いもあり、寂しいような懐しいような複雑な印象。この次鴬谷の駅を利用するのは、はたして何年後なのか。ひょっとしたら、今後一生鴬谷の駅に降りることはないかもしれない。
山手線の駅を眺めると、案外ホームにさえ降りたこともない駅が、まだまだある。特に、巣鴨、駒込、田端あたり。いつか利用してみたい。
久しぶりに更新してみたが、なんと内容の薄い日記なんだろう…