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最終出社日

28日、最終出社日。朝電車に乗るも「これで最後」という実感があまり湧かない。最初に某N社を退職した日は、もっと朝から興奮していたような記憶があるが…。それこそ、新卒で入社し40年近く勤めあげて定年で退職する人にとっては、最終出社日は人生の一大イベントなのだろうな。今までの会社生活が走馬灯のように流れていったりて。しかし僕の場合は1年半の短い所属だったので、そこまでの感慨はない。

自席のMacのデータをバックアップした。Backup.appを使って、ひたすらDVD-Rの出し入れを繰り返す。結局データはDVD7枚に。Flash-lite関連の業務が多かったので、もっとデータ量少ないかと予想していたのだが、1年半でずいぶんデータを使ったものだ。私物も箱に詰めて、宅急便で送付する。机の周りに物がなくなり、すっきりとして気持いい。退職のご挨拶メールを会社のML投稿し、一段落、と思ったら今後の連絡先のe-mailアドレスを入力し間違えていて、慌てて修正メールを送付。最後というのに何をやってるんだか。しかし、午後になると急に慌ただしくなった。現在関わっているプロジェクトの修正作業がいろいろ入り、のんびりと感慨に耽る暇もなく、あくせくと作業。夕方7時過ぎにようやく完了。社内の人に簡単に挨拶をして会社を出た。

夜は銀座の正泰苑というお店で、モロイさん主催の焼肉パーティー。人気店だそうで、予約はずっといっぱいなのだそうだ。とにかく肉自体がめちゃくちゃ美味い。そして「焼肉奉行」と化したモロイさんが、絶妙の焼き加減でメンバーに肉を供する。口の中でとろけるカルビやロースやハラミ。やっぱり肉は美味い。しかし、この味を体験してしまうと、もう牛角に行けなくなってしまいそうで恐い。ごちそうさまでした。その後、店を代えて飲もうと外に出たが、連休前の週末。どの店も異様な混み具合。ちょっと移動してプロントでビールをジョッキ一杯だけ飲んで、解散。帰りの銀座線も朝のラッシュアワーのような混み様だった。

あ、そして今日は僕の誕生日だ。34歳になりました。ハッピー・バースデー・トゥー・ミー。


政府のためのApple Store

Apple Store for Government

こんなのあるなんて知らなかった。ちなみに、17インチのMacBook Pro(アッルストア価格:¥349,800)の場合、for ガバメント → ¥321,817。for エデュケーション → ¥314,820。学生のほうが微妙に安い。


そしてまた普通の生活雑記

でかっ!

せっかくIntelプロセッサになったのだから、軽くて薄くて小さくてそこそこ速いっていうノート出して欲しいなあ。週2日でも2KgのPowerBookを背中にしょって歩くのは結構しんどい。

土曜日は千駄ヶ谷のLoop-lineでやっていた、Carl Stone + 坪口昌恭 + analogicというイベントに行った。ここしばらくライブにいく頻度が上がっている。いいことだ。なかなか良いイベントでした。それぞれ個性があって。ラップトップのパフォーマンスを見なれている目には坪口さんが、アナログ・モジュール・シンセサイザーやコンピュータを交互に操作しながらいそがしく鍵盤を弾いている姿が妙に新鮮だった。あー、演奏してる、という感じ。対照的にカールさんは最小限の動作という感じ。時折自分の演奏を聴きながら、恍惚の表情で首をプルプル振りながら悶えている姿が印象的だった。analogicの2人メンバーのうち1人の方、なんか見覚えがあるなあと思っていたら、Loop-lineの店長さんだった。自身でパフォーマンスをする方でもあるですね。知らなかった。そういえば会場には高橋悠治氏や中ザワヒデキ氏などの顔がちらほら。カールさんつながりだろうか。

帰りに適当に渋谷の飲み屋に入ったら、うるさくてあんまり落ち着かない店だった。店員の白いワイシャツの襟を立てているのが妙にヤな感じ。最近、渋谷のテンションについていけない。年寄になったのかも。池尻〜三宿あたりの静かな店でいいやという気分。


お知らせ:フリーランスに戻ります

徐々に公然の秘密になりつつあるので、私事ではありますがご報告をひとつ。

約1年半の間、株式会社IMDという会社の社員として勤務していたのですが、4月末日で退社してまたフリーランスとして活動することにしました。週の2日は多摩美と千葉商科大学で非常勤講師をしているので実質週3日しか勤務できないにも関わらず正社員として雇用していただいていた会社には、本当に感謝をしています。もちろん、今後も全く縁がなくなるわけではなくお手伝いできることがあればフリーという立場で関われればと思っています。もちろん先方さえ良ければですが。

じゃあ何で世話になっておきながらわざわざ辞めなきゃならないのか?というのが普通の考えだと思うので、現在の心境を記録する意味も兼ねて、うだうだと書いてみます。あくまで独り言のような内容なので、読んでも面白いものではないと思います。

年明けくらいから、またフリーに戻りたいという漠然とした思いはあったのですが、今回会社を辞めようとはっきりと決心したきっかけは、多摩美の卒展を赤レンガ倉庫で見たあたりのような気がします。毎年この展覧会を見るたびに、ここの学生はすごいと本心から思うのですが、今年に至っては「やばい」という気持でした。「やばい、このままじゃすぐに追いぬかれる、というか、既に追い抜かれている」、と焦りました。思えば給与という安定した収入を得てから、あまり新しいことにチャレンジしなくなっている最近の自分に気付かされました。また、大学では、直接すぐに仕事にはならなさそうな特殊な技術を教えていながら自分だけは安定した立場を追い求めるのは、考えようによっては軽い詐欺のようにも思えてもきました。

もちろん、社員として給与をもらうことが悪いという意味ではなく、あくまで個人的な話です。ここ1年ほどの僕に限っては、安定はあまり良い結果を生んでいないのではないかというだけのことです。基本的に怠け者なので、環境を作って自分を追い込まないと、何もしなくなってしまうようです。ここは原点に立ち返り、また一人に戻って、やせがまんしながら頑張っていこうかと思います。フリーの仕事を長いこと断って来たので、おそらくしばらくは収入も減るでしょうが、非常勤講師というレギュラーの仕事はあるので、まあなんとかなるでしょうと楽観的に考えてます。

とはいえ、この日記を読んだ方で、主にWebデザイン関係の仕事で人手が足りなくて困っている方がいましたら、お仕事ください。これまではFlashを用いたWebサイト制作が中心でしたが、Web全般出来ることがあれば喜んでお手伝いします。よろしくお願いします。


Saturday Evening Post

昨晩は会社終えた後、Saturday Evening Postのライブを観に三軒茶屋のライブハウスへ。メインアクトのSaturday Evening Postの他に、CATorDIEトリオとHellというバンドの出演。会場に遅れて着いたので、CATorDIEトリオは終わる寸前の一瞬しか聞けず。一瞬聞いた感想はなかなか良い感じだったのだが、きちんと聞けなかった。残念。

会場を見渡すと、山下さんやまろんさん、そして社会の荒波に揉まれ始めたスーツ姿のウツボさんなど知人もちらほら。会場で初めてお会いする、Saturday Evening Postのリーダ(?)の齋藤紘良さんは、腰の低い、きさくな好青年といった印象。最近新しいMacを買ったとのこと。いいなあ。

次のバンドのHell、なかなか良かった。ギター2人とキーボードそしてドラムの編成で、ドローンの中から徐々にリズムやミニマルなフレーズが現れては消える。個人的にこういう空気感が好きなので、ビール片手に没入した。

そして満を持して、Saturday Evening Postの登場。実は勝手な印象で、シリアスなエレクトロ・アコースティックのユニットかと思っていたのだが、予想に反して、コミカルで楽しいアコースティックバンドだった。計算しているのかしていないのか、微妙なMCが会場を妙なムードに盛り上げる。演奏も賑やかで楽しい。僕にはボキャブラリーが無くうまく説明できないのだが、とにかく楽しく面白い良いライブだった。アンコール前の最後の曲が良かった。アンコールも終り、これで全て終りと思いきや、最後にラップトップとボーカルというユニットで再登場。今度は一転して、おだやかな漂うような演奏。これもまた良かった。どちらかというとSaturday Evening Postよりこっちの方が好きかも。

ライブ終了後、頑張って三軒茶屋から歩いて家まで帰ってみる。意外に近かった。


あたりまえ

会社帰りに池尻のオオゼキで買い物。晴れた日には、オオゼキの店頭には野菜がゴロゴロと並べられている。昨日はじゃがいもや玉葱に混じってキャベツが積んであった。幼稚園生くらいの小さな子供をつれたお母さんが、キャベツを手にとって選んでいた。たまたま小さな虫が着いていたらしく、突然子供が「うわぁー虫だあ」と驚きの声をあげた。ところが母親は冷静に「あたりまえじゃない、キャベツなんだから」と冷静に言い放った。なんだか、かっこよかった。もし僕が同じ状況に遭遇したら、一緒になった「ほんとだ、虫だあ、うぁー」って騒いでそう。母は強し。


あいかわらずの日常

日曜は渚音楽祭にはいかず家で次週の授業準備をしていた。夕方になり一段落。そこへちょうどいいタイミングでやましんからメールが来て、おたがい夜は暇なので溝の口で飲むことに決定。約束の時間まで2時間近く時間が余ったので、久しぶりに世田谷公園の周囲をジョギング。ううう、身体が重い。最近さらに太ったのではないかと恐れおののく。真剣にダイエットしようかな…。口だけかもしれないけど。

溝の口の改札で待合せして、やましん行き着けのタイ料理店「Koh phi phi」へ。ここのタイ料理がとにかく美味い。そして、やましんが常連さんということもあるのかもしれないが、店員さんが親切で好印象のお店。ノーマルのものより心持ち辛めに味付けしてもらった、肉と空芯菜のような野菜を辛味をきかせて炒めたものや、ティラピア一匹をまる揚げしてカレー風味で味付けした料理、お米のおこげとソーセージを炒めたものなど、普段は食べたことのない本場仕込みのタイ料理を次々とオーダーしながらクラッシュアイスを入れたジョッキでタイビールを飲む。幸せなひととき。結局11時半くらいまで飲んで、田園都市線で帰宅。そのまますぐに眠りについた。

翌朝は6時起きで、千葉商科大学@市川。今週から商経学部の授業も始まったので、1〜4限まで連続で授業。昼食を挟んで授業時間だけでも6時間。4限が終るころには長距離を走り終えたかのような妙な高揚感がある。ひと仕事終えた充足感に浸りながら1時間半かけて帰宅。しかし一日は終らない。そのまま少し休憩した後、そのまま翌日の多摩美の準備を始める。

多摩美の方は担当するのは午後のSSAW06だけなのだが、このワークショップは2限連続の授業と実習なので3時間分のネタを準備しなくてはならない。内容も専門性(特殊性?)が高くなるので、時間をかけて準備しないと当日冷や汗をかくことになる(経験済)ので、けっこう準備には時間がかかる。夕方7時頃から準備をはじめ、9時頃に夕食のため一旦休憩。食事をしたら急激に眠くなりどうしようもないので、3時間ほど睡眠。また夜中に起きだして残りの準備をする。ようやく形になりはじめる頃には窓の外は白みはじめてる。多摩美も1限(9時)までに着かねばならないので、シャワーを浴びて7時には家を出る。

講義の内容はMax/MSPの入門的な内容なので、こちらも大きなトラブルはなく、つつが無く終えた(と思う)。ワークショップの学生主催で、顔合わせの懇親会(=飲み会)を授業後にするらしく、学生から参加をしないか誘われ、一旦は「ちょっと顔を出します」と答えたのだが、さすがに疲労困憊で翌日仕事もありちょっとやらなきゃならない件もあるので、結局お断わりしてしまった。すみません。学期末には、きっと、はじけますから。意識がなくなるくらいに。


どうしよっかな

今日(16日)開催される、渚音楽祭に、ふらっといってみようかと考えていたんだけど、朝起きてみるとどんよりとした天気。うーん、寒そう。なんだか、ゆりかもめも運転停止してしまったみたいだし…。りんかい線の東京テレポート駅からフジテレビ前までって、どのくらいの距離があるんだろうか。去年のフジロックの豪雨の山中を考えれば、どうってことないのだが、いまいち気がのらず。目当ては「渋さ知らズ」とジェフ・ミルズなんだけど、これを見逃すと今後一生見れないわけでもなさそうだしな…。

現在、8割がた行かないほうに気持が傾いてる。

追記:結局行くのやめた。池尻近辺は昼過ぎ雨が降っていたけど、会場はどうだったのだろう。これから溝ノ口で飲み。


統合完了

今まで放置気味だった、”https://yoppa.org/“ドメインを、いままでこのblogを運用していた”http://yoppa.jpn.org/“ドメインと統合しました。両方のドメインとも同じ内容が表示されるはず。

やってみたら手続はすごく簡単だった。早くやりゃよかった。ToDoリストが一つ減って、ちょっとすっきりした。


いまさら

行ってきましたよ、表参道ヒルズ。

まあ予想はしていたのだが、ブランドの服飾品に興味があって、ある程度の大金を使うことも辞さない、という人じゃないと楽しめない場所かな。さすが建物は綺麗。でもあの外壁の電飾は見慣れてくると、結構ウザいんじゃなかろうか。

天井に着いていた巨大なアンテナ状のスピーカ?が気になる。なんだろうあれ。微妙な環境音を発生させてた。

最近のおシャレビル、館内のサインがプラズマディスプレイで表示されていて、なかでFlashっぽいモーショングラフィックでつくってあるのが多い。あれ作る仕事ってどういうところでやってるんだろう。やってみると結構面白そう。

そしてこれも予想はされていたことだが、わずかに入ったレストランはどこも高い。そして激混み。早々に中で食事をするのはあきらめ、近所で捜す。

結局、「じゃんがらラーメン」で夕食。ラーメンは安くていいやね。一番こってり系の全部載せを頼んだら、さすがにもうお腹いっぱい、油もいっぱい。おそらく顔もテカテカになっていたに違いない。

テカテカ顔のまま原宿から表参道まで戻り、地下鉄で帰宅。