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第2回:Sonic piでサウンドプログラミング2 – ランダムとプログラム構造、サンプリング&プレイバック、レコーディング

前回に引き続き、Sonic Piを用いたサウンドプログラミングを行っていきます。

今回は、まずSonic Piによるプログラミング構造のつくり方について考えていきます。ランダム、くりかえし(ループ)、複数の時間の共存(マルチスレッド)といったSonic Piによる様々な構造化のテクニックについて実際に音を出しながら考えていきます。また後半はSonic Piでサンプリングした音を使用する方法について紹介します。内部に用意されたプリセットのサンプル音だけでなく、自分で録音したサウンドファイルを読み込んで演奏することも可能です。最後に、作成したプログラムを録音する方法を紹介します。

スライド資料


第2回 Web基礎2 – Tumblrをつかう、Tumblrのカスタマイズ

CMS(Contents Management System)とは

企業のホームページや、ニュースなどの情報サイトでは、常に大量のWebページを扱い頻繁に更新しています。このような大規模なWebサイトでは、手作業で1ページずつHTMLとCSSを記述していては膨大な作業量になってしまいます。

現在では多くのWebサイトで「コンテンツマネジメントシステム(Contents Management System = CMS)」と呼ばれる、Webサイトを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、配信など必要な処理を行うシステムを使用しています。CMSを利用することで、簡単にページを追加、更新、管理することが可能となり、またサイト全体のデザインの統一やアクセス解析など、様々な機能を使用することが可能となります。

CMSには、様々なものがあり、フリーで利用できるものもあれば、有料のものもあります。またそのデザインの自由度やセットアップの難易度などもまちまちです。現在使用されてい主なCMSには以下のようなものがあります。

ちなみに、いま開いているこのyoppa.orgのサイトは、WordPressを使用しています。

参考: Usage of content management systems for websites

TumblrをCMSとして使用する

今回のサウンド&ネットは、Webの基礎の第2回目として、Tumblerを使っていきます。

Tumblrは、一般的にはマイクロブログ(短い文章や、画像などを投稿するWebサービス)とSNSを合わせたようなものと説明されますが、使用方法や設計によってはCMSとして活用することも可能です。またTumblrを利用する利点として、完全に無料で複数のサイトを運用可能です。

今回は、TumblrをCMSとして利用できるようになるよう、ステップ・バイ・ステップで設定方法を学んでいきます。最終的には、自分自身の作品をアーカイブするオンラインポートフォリオをTumblrをCMSとして使用して開設し公開できるところまでを目標とします。

今回スライド資料を参照しながら進めていきます。下記の内容で進めていきます。

  • Tumblrの概要
  • アカウントの作成、投稿、リブログ
  • Tumblrを使用しているサイト紹介
  • Tumblrのカスタマイズ 1 – テーマの選択、テーマのカスタマイズ
  • Tumblrのカスタマイズ 2 – HTMLとCSSを編集
  • Tumblrのカスタマイズ 3 – CMSとしてのTumblrの使用

頑張りましょう!


Sprout : レンズ系とジェネ系の世紀、ふたつの黎明 #2

Sprout

東京都庭園美術館で行なわれたイベント、「Sprout : レンズ系とジェネ系の世紀、ふたつの黎明 #2」、何とか無事(?)終えることができました。お越しくださった方ありがとうございました。

「Hack」というお題で、谷口暁彦さんとトークとライブをしたのですが、結果として互いの「Hack」感の違いなども垣間見えたような気もします。「では、お前はHackerなのか」と問われるとあまり自信はないので、なかなか緊張するテーマでした。ライブで初めて披露したBytebeatをライブコーディングするパフォーマンスは、もう少しブラッシュアップして持ちネタの1つにしていきたい。

それにしても、普段「対談」という形式で人の前に立つ経験が少ないので、いろいろ勉強になった。きちんと先の展開を考えて発言しないと、途中で手詰りになってしまったり。もっと精進します。

トークのパートでは、用意したスライドのごく一部しか紹介できなかったのでここに公開します。


第1回 : Sonic pi入門

このワークショップでは、Sonic Pi を使用して、音楽や音響作品をプログラミングによって生成する基礎を学び、その成果をもとにライブパフォーマンスを行います。また、Sonic Piに備えられた機能のひとつ「ライブ・コーディング (Live Coding)」を活用して、プログラムを実行した状態でリアルタイムにコーディングを行う手法を体験します。

今回は、このワークショップでメインに使用していくプログラミング言語であり開発環境である、Sonic Piの基本について学習していきます。

スライド資料


第1回: Web基礎1 – Web制作はじめの一歩

この授業では、コンピュータでサウンド(音響、音声、音楽)を扱うための基礎と、Webを中心としたインターネットを活用した表現、作品のアーカイブの基礎を学びます。

今回は、この中でWebを活用した表現の基礎となる部分を一気に学んでいきます。Webは既に20年以上の歴史がありますが、その根本となる技術 (url、http、html) は誕生当初の頃から続いています。まず始めにこのWebの基本的な仕組みを整理し理解した上で、Web制作の基礎を学びます。

Webページを作成するための基礎となる仕組みは、2つです。

  • HTML (Hyper Text Markup Language)
  • CSS (Cascading Style Sheet)

今回は、この2つの仕組みに焦点を絞り、外部のWebサービスなどをせずに、一から自力でWebページを作成し公開する方法を学びます。

スライド資料

サンプルファイル

解説中に使用するサンプルファイルは、以下からダウンロードしてください。