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DRMなんていらない!?

ジョブズからの手紙:「DRMは無意味だし、今後も決して役に立たない」(Engadget Japanese)

「DRM(デジタル著作権管理)なんて、必要ないんじゃね?」 とジョブスたん。まあAppleは音楽を作って売っている会社ではないから、好きなこと言えるよな。もっとデータ形式で音楽が流通するようになれば、さらにiPodは売れるわけだし。ただ、DRMなんていつか破られてしまうものだし、そもそもCDが流通している限り意味がないという指摘は確かに説得力がある。

音楽を聞く立場からすると、余計なプロテクトは邪魔なだけなので、極力自由になってほしい。でも、アーティストはどこかで収入を得られなければいけないわけで、いまのテクノロジーにマッチしたコピーライトのありかたを考えないといけないんだろうな。

こういったことを考えるとき、すごく不幸だなあと思うのは、日本における著作権管理団体(JASRAC)が公平な機関としてはどうも信用できないことかもしれない。あんたたちが懸命に徴収しているのは、著作権者じゃなくて、天下りの役人の破格の給料のためなんじゃないの、みたいな。もっとみんなで知恵を搾りゃいいのに、どうも元締めが信用できないから不毛な議論になってしまいそう。そして気がつくと、音楽産業はどんどん萎んでいき、YouTubeからは日本だけ締め出され、流行るのはドラマの主題歌のタイアップものばかりになっていくのだろうか…。


0.999… = 1

はてぶで発見。

数学において、小数点以下の各位にすべて9が並ぶ循環(十進)小数 0.999… が実数を表すものならば、それはちょうど 1 に等しい。(wikipedia)

数学パズルとかパラドックスみたいなものかと思えるが、説明を読むと徐々に納得させられる。といっても理解できたのは「分数を用いた証明」と「代数的な証明」の部分なのだが…。数学を専攻している人達にはこんなことは常識なのだろうか。

この歳になると、根本的な概念が覆るような体験はなかなか少なくなってくるのだが、これは今までの数学的な概念が根本からひっくりかえるような、驚きの事実。まだまだ間違って思い込んでいることってあるのかもしれない。