第1回:ガイダンス
本日の講義は、初回ですので、まず始めに授業の内容の概要と進め方のオリエンテーションを行います。その後で、この授業で製作方法を実習していくWebというメディアの成立の歴史を駆け足で紹介します。最後にWebを支える3つの重要な仕組み、HTML、HTTP、URL について解説します。
本日の講義は、初回ですので、まず始めに授業の内容の概要と進め方のオリエンテーションを行います。その後で、この授業で製作方法を実習していくWebというメディアの成立の歴史を駆け足で紹介します。最後にWebを支える3つの重要な仕組み、HTML、HTTP、URL について解説します。
今回は、初回ということで、この講義ではなにを取り扱うのか、ガイダンスを行います。
昨年度までは、この講義ではAdobe Flashを用いたインタラクティブなアニメーション表現を主に取り扱ってきましたが、今年度からは内容を一新したいと思います。
以前までは、Webブラウザ上でインタラクティブな表現を行う手段は、ほぼFlashで寡占されている状態でした。しかし、最近になってHTML5と、それに付随するJavaScriptやCSS3などの新たな技術によって、Flashに代表されるようなプラグインを用いるのではなく、Webブラウザ自身の機能で高度な表現か可能となりつつあります。
初回の授業では、このHTML5とは一体なんなのかを、主な機能を概観しながら解説していきます。
今回の授業は、前回に引き続きオブジェクト指向プログラミングを学びます。openFrameworksのtestAppクラスに全ての機能を集約するのではなく、新規に独自のクラスを作成することで、役割ごとに機能を分散させたプロジェクトを作成していきます。
具体的なサンプルとして、空間内を飛びまわるパーティクル(粒)を生成します。最初は1つのパーティクルをクラスで作成し、次にこれを複製して大量のパーティクルを独立して動かしていきます。今回の内容は、大量の物体をアニメーションして表現する基礎となります。
今回の授業は、まずは、前回とりあげたプログラミングの構造を生みだす4つのパターンの中でまだ説明していなかった「サブルーチン」についてとりあげます。サブルーチンとは、プログラム中で意味や内容がまとまっている作業をひとつの手続きとしたもので、openFrameworksを記述する言語C++では「関数 (Function)」と呼ぶのが一般的です。例として、関数を活用して、アニメーションのための手続きを記述してみます。
後半は「オブジェクト指向プログラミング」という概念についての導入を行います。この概念は今後大規模なプログラムをopenFrameworksで作成していこうとするとき、避けて通ることのできない重要な考え方となります。
今回は、openFrameworksを用いて、プログラムを制御するいくつかのパターンについて解説します。
大規模なプログラムでも、ひとつひとつの基本的な制御構造は単純なパターンの組み合わせから構成されてることがほとんどです。また、実際のプログラムで頻出する制御構造の種類は、いくつかの種類に収斂されます。つまり、基本的な制御構造のパターンを理解することができれば、既存のコード多くの部分を読み解いて理解することが可能となります。
今回の授業では、プログラムの基本制御構造を「継続」「選択」「くりかえし」「サブルーチン」という4つのパターンに分類して解説します。この4つのパターンは、今後openFrameworksで実践的なプログラムを作成していく上での基礎といえます。実際にサンプルのコードを題材にしながら、この4つのパターンについて解説していきます。
今日の講義は、まず初回ということで、このワークショップで使用するopenFrameworksという開発環境とは何なのか、どのような作品を実現できるのかについて説明します。その上で、プログラミングの第一歩として、openFrameworksのプロジェクトの基本的な構造を理解した上で、簡単な図形を描画してみます。さらに着色の方法や画面設定の基本を解説していきます。
ニセコに来て早くも一ヶ月。そろそろこの夢の生活も終わり、現実に復帰しなければいけない。ここに着いてすぐに書いたブログのエントリーでいろいろ目標を設定したのだけれど、その達成状況をふりかえってみる。
こうして眺めてみると、達成状況はだいたい50%といったところ。環境が良すぎて、なんだかすっかりのんびりムードになってしまった。
考えてみると、大学院を出て就職して何度か転職してフリーランスになって気がつくと15年近く経っているが、こうして1ヶ月も休暇をとったのは初めて。たぶん一生忘れることのない良い思い出になったと思う。ニセコは本当に良い場所だった。また1年がんばって仕事して、来年も来れるといいなあ。あと冬にスキーをしに来ても全然イメージが変わりそう。これもいつか来たい。
ああ、現実に復帰したくない…