openFrameworks中級編4:アドオンを使う3 – ofxOsc
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授業内で取り上げたプログラムのソースコードは、下記からダウンロードしてください。
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前回まで学習してきた、タイムラインを用いたアニメーションで、「映像のカノン」を作成してみましょう。
映像のカノンとは、「輪唱」のように一つのテーマを繰り返すことで、映像のハーモニーを生み出そうという実験です。Flashを用いた制作方法を解説していきます。
カノン(かのん / canon英語フランス語Kanonドイツ語)
音楽用語。「規範」を意味するギリシア語に由来し、もっとも厳格な模倣対位法様式による作曲技法をさす。この意味でのカノンは二つ以上の声部から成り立ち、一声部(先行声部)の旋律を他の声部(後続声部)が厳格に模倣してともに進むもので、いわゆる輪唱はもっとも単純なカノンの一種である。声部の数により二声カノン、三声カノンのように表示されるほか、先行声部と後続声部との音程関係により、五度のカノン、八度のカノンなどとよばれる。カノンには後続声部の模倣の仕方によってさまざまな種類がある。単独で、あるいは組み合わせて楽曲全体またはその一部に用いられる。(抄録)
「大日本百科全書」(ニッポニカ)より引用
カノンをメロディーではなく、映像で表現することを試みる。同じ動きを繰り返していく映像を一つの声部にみたてて、そのシーケンスを同じ長さづつずらしていくとで「映像のカノン」を作る。
このアイデアは、ノーマン・マクラレンの1964年の作品「カノン」に見ることができる。
ノーマン・マクラーレン「カノン」視聴(DVD)。
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モーショントゥイーンでの動きの種類、「加速」「減速」の設定をするには、フレームプロパティーのイージングの設定で変化させます。
イージングを用いて「加速」と「減速」を効果的に適用することで、様々なアニメーション表現が可能となります。いろいろ試してみましょう。
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DVD, “Norman McLaren Film Works Collection”より「マクラーレンのアニメーション講座1」を視聴。
Flashでも、アニメーションを作る基本はこうした古典的なアニメーション制作の方法を踏襲している。しかし、実際にはDVDで紹介されていたアナログな方法よりもはるかに効率良くアニメーションを作っていくことが可能である。今日の講義では、物体の位置が一定の「テンポ」で移動するアニメーションを制作してみる。
ワークエリアは名前の通り、アニメーションを作っていくための「作業台」。このなかに様々な道具が詰っています。各部の機能をひとつづつ見ていきたい。
ムービーの作成に必要な機能が各部にまとめられている。
アニメーションさせるグラフィックやボタンなどが配置される「撮影台」。ステージでの動きが最終的にムービーとして出力される。
シンボルの選択や、グラフィイクの作成、変形などの各種のツールが入った「道具箱」。
ステージ上のオブジェクトやムービー全体に関するさまざまな操作を行うための画面。
ムービの時間の流れに沿って、オブジェクト等の動き、変化などを制御する画面。
シンボル化されたエレメントが登録されている。シンボルは再利用が可能。
ツールやオブジェクトの頻繁に使用される設定を表示。
セカイカメラ、なかなか公開されずじらされたけど、先週ようやくリリースされた。早速iPhoneにインストールして楽しんでる。初日はサーバーが大混雑でなかなか繋らず、大丈夫かと心配したが、最近は通信にも問題なく安心して使えるようになってきた。
ネットのレビューを読んでいたりしたので概略は知っていたつもりだったが、いざ実際に自分で使用してみると想像を越えて面白い。渋谷や新宿など人が集中する場所には既に大量のエアタグが貼りつけられていて、その浸透度に驚く。秋葉なんかはもっと凄いのかもしれない。iPhone 3GSだともっと面白いんだろうな…。
今後、こうしたAR的なアプローチで現実世界とリンクするアプリがiPhoneだけでなくいろいろなメディアで普及していくのかもしれない。Nintendo DSiで同じようなアプリが出たら、もっと爆発的に流行るんじゃないだろうか。
ただ、そうすると、いろいろな混乱や問題も起こりそう。例えば、ラーメン屋の店先に「ここマズい」というエアタグを貼るひとが出たり、芸能人の住むマンションの入口に「ここに○○が住んでるよ」とか。もちろん、いままでのネットでもそういった評判や裏情報はやりとりされてたんだけど、それが場所と結びついて、誰でも見られる形で公開されるというのはインパクトが違う。
個人的には、2ch的な殺伐とした世界はあまり好きではないので、うまく運用することで平和なムードが続いて欲しいと思う。たぶん頓知社内ではそうした社会的な影響についても、いろいろ議論をしているのだろうとは思うけれど。
こうした現実世界にタグを貼るというサービス、Googleストリートビューと連携するとさらに面白そう。Googleのことだから、既に着々と準備してそうな気もするが…。
写真は渋谷駅の東横線ホーム。