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オリエンテーション、TouchDesigner導入

「メディアアート・プログラミング」2023年度は、TouchDesginerを用いたリアルタイムCGに挑戦します。初回となる今回は、オリエンテーションとしてまず講義全体の概要と予定、成績の評価方法などについて説明します。後半は、次週以降の準備としてこの講義で使用するTouchDesignerのインストール方法を、ユーザー登録、ダウンロード、キー登録、という順に説明していきます。

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アンケート


サウンドプログラミング – イントロダクション

サウンドプログラミングの初回はオリエンテーションを行います。まずこの講義全体の概要と、講義の進め方、成績の基準、履修上の注意などの情報について説明します。

概要について理解した上で、まず始めにこの講義では「サウンドプログラミング」をどのように捉え、どういったアプローチで創作していこうと考えているのかを、これまでのコンピュータ音楽の歴史を踏まえながら解説します。また、講義前半で主に使用するStrudelについての導入を行います。

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サンプルプログラム

Strudel のエディターに1行ずつコピペして使用してください。

// まずは手拍子
sound("cp")

// 手拍子2回
sound("cp cp")

// 「*」で回数を表現
sound("cp*4")

// 様々な音の組み合わせ
sound("bd cp bd hh")

// さらに複雑に
sound("bd cp*2 bd hh*4")

// タメを入れるとノリ(グルーブ)が生まれる!
sound("bd cp*2 [~ bd] hh")

// 2回に1度演奏
sound("bd cp <~ bd> hh")

// 複雑なパターンへ
sound("bd cp*2 <bd [~ bd]> <hh hh*2 hh hh*4>")

// 複数の拍子を同時演奏(ポリリズム)
sound("[bd cp*2 cp, bd cp bd hh*3]")

// 複数の拍子をずらしながら演奏(ポリミーター)
sound("{bd cp*2 cp, bd cp bd hh*3}")

アンケート

本日の授業に参加した方は以下のアンケートに回答してください。


オリエンテーション

初回となる今回の講義は、まずこの「クリエイティブ・コーディング」ではどんな内容を取り扱っていくのかを解説し、履修のための条件などについて説明します。成績の基準についても説明します。

後半は、まず始めに何故プログラミングが必要なのかをCasey Reasによる “History of the Future, Art & Technology from 1965 – Yesterday” の講演を参考にしながら解説していきます。さらにこの講義で扱う「クリエイティブコーディング」とは何か、その概要を紹介していきます。

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アンケート

本日の講義についてのアンケートに答えてください。

次週までの課題

次週までに、各自のノートPCに以下に指示されているプログラミング開発環境をインストールしてきてください。

1. 統合開発環境 (IDE)

  • Windows
    • Visual Studio IDEからCommunity 2022をダウンロード
    • 以下の設定でインストール
  • macOS
    • Application > AppStoreを起動
    • 検索欄でXcodeで検索
    • 表示されたページで「Install」ボタンを押してインストール

2. openFrameworks

Githubのリリースページで現時点での最新版の (2023年9月現在は ver. 0.12.0) のファイルをダウンロードしてZipフィアルを展開しておいてください。