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第5回 : 最終課題制作実習

今回は、次週の最終課題の講評会に向けて、最終課題の制作実習の時間とします。

最終課題について

最終課題: 「身近なモノのポスターを (勝手に) つくる」

自分の身近にある愛用している製品の魅力を紹介するポスターを制作してください。題材にする製品は実在するもの (例えば、コップ、ボールペン、ノートPC、ギターなど) であれば何でも構いません。その製品の魅力が伝わるように工夫してポスターをデザインしてください。

今回の課題は、今後様々な演習で制作した作品を発表する際の基礎となるものです。今回の課題に関しては、むやみに奇をてらったデザインではなく、ここまで解説してきたデザインの基本である、レイアウト (グリッドシステム、余白)、文字と文章 (行揃え、行間、フォントサイズ、フォントフェイス)、配色 (カラースキーム) などを踏まえて、情報を的確に伝えるデザインを心掛けてください。

制作は以下のフォーマットに従ってください。

  • サイズ : A3版ヨコ
  • 使用するアプリケーション : InkScape
  • 最低限以下の項目を盛り込むこと
    1. 紹介する製品の写真 (スマートフォンでの撮影でOK、複数枚でも良い)
    2. キャッチコピー
    3. 製品の説明 (200文字程度)
    4. 右上に学籍番号と氏名を記入

制作には下記の制作テンプレートを使用してください。

本日の課題

最終課題に選んだ題材を、以下のオンラインフォームから回答してください。

提出フォーム

最終課題の提出

作成した最終課題は以下のフォームから提出してください。2020年6月15日24:00締切です。

最終課題提出


第4回 : 配色の基本、画像と写真の配置

今回も引き続きIllustratorを用いたデザインの基礎について、実際に作業しながら習得していきます。今回は、配色の基本と画像や写真の配置についてとりあげます。

調和のとれた色彩を用いるには、色についての基本的な知識が必要となります。RGBとCMYK、HSBカラースペース、色相環における類似色と補色の関係、トーンといった色彩の設計に関する基礎について学んでいきます。

さらに今回は、画像や写真の配置についても取り上げます。実験によって文字や言葉よりも画像を含む情報伝達の方がより記憶に残りやすい現象が確認されています。この現象を画像優位性効果 (Picture superiority effect = PSE) と呼びます。画像や写真の配置や扱い方によって、デザインの印象は大きく変化します。様々な画像の配置方法について紹介していきます。

映像資料

スライド資料

本日の課題

今日紹介したオンラインの配色サービスを一通り使ってみましょう。気に入った配色サービスを1つ使用して、カラスキームを作成してInkScapeに配色して提出します。InkScapeは以下のテンプレートを使用してください

InkSpaceにタイトルと学籍番号と氏名を入れてGoogleフォームから提出してください。


第3回: 文字と書体、文章のデザイン、InkScape基本

読み手が制作されたデザインから受ける印象は、書体の種類や文字の配置によって大きく変わります。また、書体や文字の配置や大きさ行送りなどによって、文章の読み安さは大きく変化します。読み手に適切に情報を伝えるデザインを制作するには、書体の種類、書体によるイメージ、タイトルに適した書体と本文に適した書体、読み易い文章のための文字の配置方法など、様々な知識が必要です。今回は文字と書体、文章のデザインについて、InkScapeを使用しながら学んでいきます。

スライド資料

本日の課題

InkScapeを使用して、総合デザイン工学科のリーフレットを作成しましょう。

以下のZipファイルをダウンロードして展開すると、制作テンプレートとサンプルが入っています。

制作したファイルをInkScape SVG形式で保存して、以下のフォームから提出します。

課題提出フォーム

※提出の際にGoogleアカウントでログインする必要があります。Googleアカウントの無い方は、以下のリンクから作成してください。


第2回 : デザイン制作の流れとレイアウトの基礎 – 名刺をデザインする

今回から、Figmaを使用してデザインの基本を学んでいきます。

まず前回の課題であった、環境構築がきちんとできているか確認します。具体的には以下の3つが設定/インストールされている必要があります。

  • Figma (アカウント登録 / アプリケーションのインストール)
  • InkSpace (アプリケーションのインストール)
  • NotoSans CJK JP (フォントのインストール)

次に今回は、デザイン制作の流れを解説していきます。これは、今後様々な授業でパネルやポスターなどの資料を作っていく際の基本となります。

後半は実習として名刺のデザインを行います。解説したグリッドシステムを用いて「感覚」や「センス」ではなく、論理的にレイアウトを行っていく練習です。

スライドデータ

本日の課題

Figmaを使用して名刺をデザインしてください。必ずグリッドを使用して、論理的にレイアウトしてください。フォントは、Noto Sans CJK JPを使用すること。

以下のテンプレートを利用してください。

デザインが完成したら「Share」機能を使用してファイルのURL(アドレス)を取得して提出フォームに記入してください。詳細は動画内で説明しています。


第1回 : オリエンテーション、デザインとは?

初回となる今回は、まず講義概要の説明をした後、アカウント発行、電子メールの送受信といった今後大学のIT設備を利用する為に必要な手続きを行います。

後半は、この講義全体で前半に行うドキュメント作成と表計算について、そして後半に行う平面デザインの基礎についての概要を説明します。

スライド資料

本日の課題

以下のアプリケーション/フォントの環境構築をしてください。

環境構築が完了したら、以下のリンクのオンラインフォームに回答してください。フォームへの回答をもって出席とします。